ヤンキーと元ヤン。でもピュアだし性格良いからヤンキーしてない(笑)
こんばんは~。
なんか一昨日くらいに仕事で徹夜っぽいことしたら、風邪ひいたかもしれん。。
体がだるくて、くしゃみが・・・
久々の完徹だったけど、体力落ちたのでしょうかね。。年取るのが嫌になってきました。。
というわけで、今日読んだのは、
【春懸けて、鶯】(那梧なゆた 著) です!
シーモアでは★4.6 レビューは174件きてますね。
シーモアってあれよね、レビューが100件超えてたらなかなかの人気作って感じですよね。
以下、あらす~じ・・・
このどヤンキー座りしてるバチバチヤンキーの喧嘩大好き青年・遥香 ※攻です は、学校イチの腕っぷしで番長をやってる。無邪気なんだけど自由過ぎる彼の学校に、ある時新任の教師がやってきた。実はこの教師、5年前にこの高校で番長やってた、伝説になっている真面目系の元ヤン。友人たちにけしかけられて、この教師とタイマンをしたところ見事に完敗。顔面ドストレートにこぶしを叩きこまれて鼻血だして気絶してしまった。
”ケンカしてる時のあんたさ すっげーキレーだね”
鼻血垂れ流しながらにぱっと笑って教師と向かい合う遥香。それからというもの、この教師への興味は膨らんで、いつしかそれが恋だと自覚するようにーーーー。
というお話。
ケンカ強い同士のふたりだし、なんなら攻の方が弱いんだけど、流れる空気は少女マンガっぽい。
たとえば受である先生がたくさん荷物を持ってて落としそうになると、攻が支えてあげたり。
攻と仲がいいという情報が他校に流れ、拉致られた受(強いはずなのに、ちょろくねーか)が手足縛られているところを見て、
「こいつはかんけーねえだろっ!」
とぶち切れをかます。
攻に守ってもらわんでも大丈夫なんですよ。だって元番長ですっげ―強いんだもん。でも攻がケンカにピュアなお馬鹿さん(そんなところがかわいいんだけど)だから、とにかく受を大事に大事に扱おうとしてるのがわかる。
どっちかというと、受の強さを知っているからこその信頼みたいなものをもっと楽しみたかったな~とは思ったけれど、これはこれでライトに読めるので無しじゃあないです。
受は、そんなまっすぐな攻をみていてほだされ・・・
最後は自分のもとを去りそうな受をすがるように引き止めたり、ヒロインっぽくなって終わり。
ケンカシーンめちゃあるし血も流れるけれど、絵がすっきりしているしめちゃくちゃうまいというかきれいなので全然見やすい。ドロドロした感じがない。さっぱり。
ヤンキー×ヤンキーでケンカップル期待してる人がいたら、ちょっと違うかな。濃いフェチに刺さる感じでもない。
読みやすさと絵柄重視の人におすすめですね。