じわじわと強まっていく執着心・・・
シーモアの通知みて久々にテンションあがりました。
今日買った新作マンガ。
【何でもいいから消えてくれ】(ひなこ 著)
なんと、ひなこさんの新作が・・・・・・・!
FuckBuddyがめちゃくちゃ好きだからうれしい~!
シーモアで★4.8 今日発売されたばっかだけど、すでにレビューが32件きてますね。
過去作「何かいいの見つけた!」のスピンオフです。2巻以降で出てくる、鴫原(しぎはら)×八度(やつど)のお話。
こっち読んだことある人はわかると思うけど、かな~り匂わせてた二人ですよ。私はかなり前に読みましたが、鴫原が八度に異様な執着見せてたんだけど全貌がぜんぜんわからなくて、ずっと「???」だったなあ。
だから、この「何でもいいから消えてくれ」読んで、伏線が回収されていく感じが面白かったです!
あらすじは、中学の時、姉が友人の鴫原※表紙右の背が高い方 を主人公の八度※表紙中央 に紹介してきたことで二人は出会う。もともと人見知りで友人が多い方ではなかった主人公は、最初は姉の気遣いをうっとうしく思うも、学校でも八度を気にかけて親し気に話しかけてくれる鴫原に心を開くようになった。
そんなある時、「いいところに連れて行ってやる」と、鴫原に怪しげな廃屋に連れていかれた八度。体を寄せながら押し入れに隠れていると、なんと見知らぬ男二人が表れて、見ている前でセックスをし始めた。
その日から鴫原を意識するようになる八度。やがてその気持ちが鴫原にばれ、ふたりは体を重ねる関係になる。
八度は鴫原に惚れていて、鴫原も自分を好いてくれていると思っていたある時、鴫原が他の女子と体を重ねている現場を目撃してしまい、付き合っていると思っていたのは自分だけだったと悟る。
高校生になり、八度は徹底的に鴫原を避けるようになるが、鴫原はしつこく八度につきまとうように。この後ふたりはどうなっていくのかーーー?
というお話。
「何かいいの見つけた!」で断片的なストーリーが見えているから、逆にわくわくしながら読めました。
(次、この展開がくるのか~~~!!みたいな)
このお話の魅力はなんといっても鴫原の執着だと思いますが、まだ一巻なので、そこまで八度に対する本気度は高まっていない感じでした。
気持ちにまだまだ余裕がある感じ。もともと八度が鴫原にべったりだったから、自分が嫌われるわけないとあぐらをかいているわけですね。
(ちなみに攻は鴫原です。この表紙のふたりの表情、秀逸ですよね・・・ふたりの関係性がよく表れてます・・・表現力すげえ・・・)
ようやく攻が焦り始めそうな、気持ちに火が付きそうなところで一巻が終わりました。
もどかしい~~!!!!はやく続きが読みたいよ~~~~!!!!!!
「何かいいの見つけた!」でもかなり下半身にだらしないクズっぷりを発揮していた鴫原ですが、読んでいると、主人公にはちゃんと優しいのがわかるんですよね・・・
他の女子と行為をしていても、黙ってろとか、終わったらさっさと帰ろうとする冷たさを見せるのに、八度には冷たくされても絶対に見放さないの。好きじゃない相手にそんなことされたらお前絶対他行ってるだろ・・・
八度だから・・・八度だけに・・・・(きゅん)
溺愛になる展開がわかってるから、いまからにやにやしてまう・・・